船橋市 財産調査から名義変更・不動産の売却までご依頼いただいたケース
ご相談時の状況
被相続人:夫
相続人:妻・長男
主なご遺産:
・土地:自宅マンション、貸アパート、貸店舗
・現金預金 1500万円
・有価証券 60万円
・年金保険 500万円
ご相談内容
相続遺産がどれくらいあるのかわからないので、財産調査からお願いしたい。
相続財産が複雑で自分では名義変更できないため、各種遺産の名義変更、解約などの遺産承継業務を依頼したい。
貸店舗(空き室)を売却したいと考えているので、売却のサポート(売却に必要な調査、家屋の取壊し)もお願いしたい。
相続税がかかるかどうかを判断してもらいたい、仮に相続税申告が必要な場合にはその申告業務も依頼したい。
有価証券の売却、不動産の売却に伴い、相続人にて所得税申告が必要な場合にはその申告業務の依頼したい
実施した内容
相続税がかかるかどうかわからない、とのことでしたので、財産調査からサポートさせていただきました。
相談者である奥様は、財産の管理をご主人(被相続人)に任せていたので、銀行の預貯金額がどれくらいなのか、どの保険に加入していたのか、などについてほとんどご存じないという状況でした。
今回のケースのように、被相続人が自身の財産を一人で管理していた、という場合、相続人から『遺産が「どこに」「どれくらい」あるかわからない』、というお問合せがよくあります。
ご自身が財産を管理されていなかった場合は、財産調査から専門家に依頼することをおすすめいたします。
相続財産が複雑で相談者様ご自身で名義変更することが難しかったので、遺産承継業務もお手伝いいたしました。
具体的な内容は以下になります。
・戸籍収集
・預貯金の解約・払戻
預貯金の解約・払戻は、銀行に口座解約の申請を行う必要がありますが、まずは第一段階として、そもそもでその申請に必要な資料として、戸籍一式等の各種資料の収集、遺産分割協議書の作成などの様々な書類の事前準備を完了していなければなりません。苦労してようやく申請できる段階になったら、ようやく次の第二段階として銀行に口座解約のための書類を提出することになります。ですが都市銀行など金融機関によっては解約の申請書類一式を窓口に持参しても受理してもらえず、その金融機関の相続担当部署などにアポイントを取って申請しに行くことが必要になることもあります。アポイントも時期によっては1か月くらい先まで予約が埋まっている状況もあるなど時間の融通がきく方でないと対応に相当の負担・時間がかかることがあります。
有価証券の売却
相続人が遺産である株式を自身で売却するためには、まず相続人自身の証券口座を新規に開設し、被相続人の証券口座からその口座へ金融資産を移管し、その上で相続人が証券会社に売却指示をすることが必要になります。これら遺産承継手続の一式を当センターが全て代行させていただきましたので、相談者様のご負担の軽減だけでなく、早期に遺産の承継手続を実現して差し上げました。なおこの一連の手続ですが、わたしたち専門家が行う場合でも数週間から場合によっては1か月以上の時間を要する位の手間と時間のボリュームがあります。
空室になっている貸店舗を売却したいというご要望がありましたので、不動産売却のお手伝いもさせていただきました。
・不動産の売却サポート
・不動産の相続登記(名義変更)
相続不動産である貸店舗は、鉄骨構造であったため取壊費用が高くなりがちで、他の不動産会社では受けて頂けないような手間のかかる物件でした。当センター内の不動産会社と司法書士事務所にて、売却だけでなく、売却に必要な調査(当該物件は通常の調査に加えてアスベストの検査も必要でした)、不動産の相続登記、建物の取壊、建物内の残置物の撤去など、売却に必要となる手続をワンストップでお引き受けいたしました。そのためご相談者様が自ら不動産会社や司法書士、解体業者などを個別に探して相談・依頼をする場合より手間・時間だけでなくコストも節約でき、無事に売却することができました。
当センターでは、相続財産の数・種類が多いなど手続が複雑な場合に「財産調査」「名義変更・解約払戻などの遺産承継手続」についてしっかりとご相談頂けます。また遺産承継として「相続した有価証券の売却」「相続不動産の売却」もサポートさせていただくことが可能です。
煩わしい手続の手間を省き、スピーディに手続を終わらせたいという方は、初回無料相談をご利用ください!